(花咲く)春にあう

巧いチャンスに出会って、大いに繁栄しましょう。私ははやく世に出て活躍しましょう。

写真を撮る

私はもっぱらiphoneを使って写真を撮ることが多い。
iphoneで撮ったものの多くは個人が特定されないものやプライバシーに関わりうる位置情報が含まれないものについてはほぼすべてinstagramにアップしている。その場合、写っている対象、被写体は食べるご飯や飲み物であることが多く、時々いる場所の、目の前の景色をアップしている。
www.instagram.com

私はもっぱらiphoneで、多くは食べ物、時々目の前の景色を撮りネットで見られるようにしているのだが、撮っている写真はそれだけではない。残念ながら撮る機会が少ないのだけれど、私が好んで撮る写真は人、特に身近な人の写真だ。身近な人とは友人知人、その家族のことである。いわゆるスナップ写真だ。私の家族の写真はない。
友人知人と出かけたり、食事をしたり、お酒を飲みに行ったり、遊んだり、呼んでもらった結婚式だったり。そういうときに目の前にいる、私と一緒にいてくれている人の楽しそうな顔や姿を写真に残しておきたいのだ。それは私がその人達のことを好きだからだ。好きな人の一挙手一投足を記憶できればいいのだけれど、だからといって全部を動画に撮るわけにもいかない。そんな中、それらを写真に撮り、残しておくことはとても便利で都合がよい。この様な写真はネットにアップするわけにはいかないけれど、これまでiphoneでよく撮ってきており、時々見返して楽しんでいる。

何を撮るかは人それぞれだろうが、私のようにiphoneスマホ、携帯電話で写真を撮ることはもはや一般的になっているといっていいだろう。またデジタルカメラを用いて、携帯電話よりは少し綺麗な、あるいはより綺麗な写真を撮ることもしばしば行われていると思う。
私もこれまで、フイルムのコンパクトカメラ、携帯電話、フイルムの一眼レフ(ただし完全にオートで撮影するだけ)、コンパクトデジカメ、iphone、と使うカメラの変遷があった。iphoneを手にしてからは何でもかんでもiphoneで撮ることが増えて、カメラを持つことはほとんどなくなっていった。理由は軽くて常に持っているからだ。電話もできてメールもできて、写真も撮れて簡単にPCに保存ができ、ネットにもすぐにアップできるし、思い出したときにすぐに見直せるiphoneは、ものぐさな私にはとても合っている。
そんな私も時々iphone以外で写真を撮ることがある。それは現在では写ルンですだけになってしまったがレンズ付きフィルムだ。もうかれこれ10年くらいは不定期ながら年に1~数個ではあるものの写ルンですで写真を撮ってきた。
https://www.instagram.com/p/BOtxpN5DBi4/
今日は愛機を久しぶりに持ち出してうろうろしながら初詣にいった

写ルンですの良さはなんと言っても軽さだ。そしてフイルムを巻いてシャッターを押すだけ。電池もいらないし、室内など暗いところではフラッシュを使えばいいだけ。ピント合わせも必要ないし、撮りたいと思ったときに目の前の人の表情や仕草、景色をすぐに残しておくことができる。軽くて押すだけで撮れる写真ではあるものの、撮れた写真はとても綺麗だ。iphoneと同じく、ものぐさだけれどわがままな私にはとても合っているのだ。

写ルンですはもちろん万能ではない。
明るいところでであればこのように私が残したいものを期待通りに残してくれるが、
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暗いところにはめっぽう弱い。人を撮るのであればフラッシュを点ければいいので問題はない。しかし地下街でフラッシュを点けずに撮るとこのような写りだ。その場の照明次第で写ったり写らなかったりする。
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それでも、私が撮りたい写真は人なのだから、フラッシュを点ければよく、それが可能な場所であればまったく問題ないのだ。フラッシュが使えなければiphoneを使えばいい。

最近、写ルンですで人を撮る機会があったので、写ルンです写ルンです、とTwitterで呟いていたら、フォロワーさんが写ルンですを使ってお出かけをしてくれた。いつも写真が美味しそうだったり、旅情が伝わってきたりするので拝見していた方で、嬉しいなぁと思っていた。
maminomemo.hatenablog.com


そんな写ルンですを使うといっている私だが、最近、古いフルマニュアルのカメラを使ってみようとなった。
写ルンですはISO1600のものであれば39枚撮りで1000円くらいする。プリント代なども含める1枚30円くらいになるのだろうか(100円くらいというのを書いている途中でみた)。そこで、もう少し安く写ルンですが使えたらなと思ったのだ。はじめは分解して自分で現像して、などと頭をよぎったが、写ルンですはそういうことをしてはいけない。ほかに何か方法はないかと考えた時、普通のカメラで再現できるんじゃないのか?と思い至った。
そしてもうひとつの理由となったのが、古いカメラとレンズがいくつか手元にあったから。道具は使わないともったいない、使ってなんぼだろう、というのが私の考えのひとつだ。しかし私はシャッターボタンを押す以外になにもできない。そのため古いカメラやレンズはタンスの肥やしになっていたのだ。そこで今回、これで写ルンですを再現しようとなったのだ。

カメラで写ルンですをどうすれば再現できるのかを調べのだが、
aremo-koremo.hatenablog.com

  • 天気のいい日、もしくは薄曇りぐらいの時に、
  • ISO400(固定に設定する)のフィルムで
  • f11に絞り
  • シャッターを1/125に固定
  • レンズを広角28mmにすれば

いいらしい。
しかし、手持ちのカメラの使い方はもちろんわからない。そのため、Twitterでフォロワーさんに何度も何度も質問を重ねて設定の仕方を習った。私がもたもたしている間に、フォロワーさんが再現してテスト用のエントリまで書いてくれた。
complexcat.exblog.jp

そして先週末、ようやくそれらしい設定にすることができ、フィルムも入れることができた。
それがこのカメラだ。
https://www.instagram.com/p/BPhgH1iDuVa/
Instagram
フラッシュが付いていないので、室内では少し設定を弄ったりしないといけなかったりするとのことなのだが、これで古いカメラとレンズに光を当てることができそうで、すこし安心している。しばらく、iphone写ルンですに加えて、このカメラで気軽な写真をとっていきたいなと思う。

フィルムを使って写真を撮る、しかも写ルンですで撮るということは世間的にはほとんどなくなってしまっているように思う。iphoneやカメラがあるとはいうものの、私はきっとこれからも写ルンですを使って好きな人の写真を撮っていくだろう。



さて次の週末は仙台、宮城に旅行に行くことにした。私のダメダメさに付き合ってくれる人にも会いにも行ける。持っていくための写ルンですも追加して買った。iphoneとカメラと写ルンですで、思い出を残そう。楽しみだ。